Internet Watch logo
記事検索
最新ニュース

インテックコム、RSAルート証明書を利用した国内初の認証局サービス


 インテックコミュニケーションズ(インテックコム)は30日、RSAセキュリティ株式会社と認証局サービス事業で、また米Counterpane Internet Security(CIS)とセキュリティ管理サービス事業で業務提携をしたと発表した。これに伴いインテックコムは、認証局サービス「EINS/PKI+」を6月1日から、セキュリティ管理サービス「EINS/MSS+」を4月1日から提供する。


国内初のRSAルート証明書を採用した「EINS/PKI+」

 EINS/PKI+は、RSAセキュリティの認証局構築用ソフトウェア「RSA Keon Certificate Authority」を利用して、ユーザーにプライベート/パブリックの電子証明書発行などを行なうもの。証明書の発行認証にあたっては、国内のサービスとしては初めて「RSA Keon Root Signing Service」を利用する。これにより、米RSA Securityのルート証明局が発行するルート証明書にチェーンされることになるため、グローバルで通用する証明書として利用できるという。

 実際に提供されるサービスとしては、パブリック/プライベートの両証明書を発行する基本サービスのほか、ユーザーの認証局を、強固なセキュリティを持ったインテックコムの認証室にハウジングするアウトソーシングサービスや、ユーザーが取得する証明書と鍵データをUSBトークン、ICカードなどに格納して届けるサービス、オンデマンドで証明書を発行する「OneStepサービス」などを予定している。価格例は、パブリックSSLのサーバー証明書が1つあたり50,000円/年、プライベート証明書が100枚の場合で同2,500円/年(初期費用別途)。

 インテックコムの取締役企画部長、鈴木良之氏によれば「信用を得るためにはナンバーワンが必要。そのために今回はRSAセキュリティと提携を行なった」とのこと。なお、同氏は想定される同サービスの利用例として、業界VAN(EDIのトランザクションを顧客に代わって通信するネットワークサービス)などを挙げた。


サイバー空間の警備保障サービス「EINS/MSS+」

 EINS/MSS+は、サイトで起こったすべてのイベントを自動的に収集し、その中から危険な攻撃と思われるものを抽出してユーザーに警告するサービスで、いわば、「サイバー空間における警備保障サービス」(鈴木氏)ともいうべきもの。イベントは、ユーザーのネットワーク内に設置されたセントリーと呼ばれるアプライアンスで収集された後、米CISの「セキュアオペレーションセンタ」とインテックコムの「リモートSOC」に送付される。それらのデータはソフトウェアで選別された後、両社のアナリストが分析を行ない、対応が必要と思われるイベントに関してはユーザーへ警告する。

 また、「増えている内部セキュリティの問題にも本格的に対応するため」(鈴木氏)、ファイアウォールやIDSの運用サービスと、両機器を含めたネットワーク内部の脆弱性検査も標準で提供。さらにオプションサービスでは、本格的な外部からの脆弱性検査、サイトへの攻撃を遮断する機器の提供などの各サービスが用意されるほか、ポリシー策定から構築までを含めたセキュリティコンサルティングサービスも提供する。

 基本サービスの価格は、運用対象となるファイアウォール、IDSが2デバイスまでの場合で50万円/月から。


関連情報

URL
  ニュースリリース(インテックコム、PDF)
  http://www.inteccoms.co.jp/files/ICPR0330.pdf
  ニュースリリース(RSAセキュリティ)
  http://www.rsasecurity.com/japan/news/data/200403301.html
  関連記事:RSAセキュリティ、ルート認証を提供するサービスを開始
  http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/0917/rsa.htm


( 石井一志 )
2004/03/30 19:00

- ページの先頭へ-

Internet Watch ホームページ
Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved.