エージーテックは30日、Windows対応のネットワークパケット解析ソフトウェア「CommView」「CommView for WiFi」「SmartWhois」の3製品の最新版を4月13日から発売すると発表した。価格はCommViewが20,000円~、CommView for WiFiが78,000円、SmartWhoisが4,800円。
CommViewは、PCに接続されたイーサネットカードなどで送受信されるパケットを収集し、解析を行なうソフトウェア。集計結果のグラフ化や、収集したパケットを再構築してテキストやHTMLデータの復元表示などが可能となる。今回発売される最新版では、IMAPやNNTP、SSHといったプロトコルへの対応や、訪問したURLのログ採取やループバックパケットへの対応などが追加された。
CommView for WiFiは、無線LANのデータを収集し、分析するソフトウェア。無線LANに固有のパケット解析機能以外についてはCommViewと同様となる。新製品では、IEEE802.11a/gとセキュリティ方式「WPA」への対応が追加された。SmartWhoisは、CommViewやCommView for WiFiで検出したIPアドレスやホスト名について、Whoisデータベースの検索を行なうソフトウェア。
CommViewの製品パッケージは、5台までインストール可能なHome License(20,000円)のほか、台数制限の無いEnterprise License(39,000円)、CommView for WiFiとのセット版(88,000円)などが用意される。対応OSはWindows Server 2003/XP/2000/Me/98/NT 4.0で、CommView for WiFiはWindows Server 2003/XP/2000のみの対応となる。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.agtech.co.jp/pdf/news/pressrel/2004/033001.pdf
( 三柳英樹 )
2004/03/30 20:12
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