NTTデータは30日、地理情報サービス「Geoコンテンツ」を本格化すると発表した。衛星画像による日本全国の地図データを市町村単位でパッケージ化した製品「CitiesPlus」などを4月1日より販売する。
NTTデータではすでにGeoコンテンツにおいて、同社が2002年に販売権を獲得したフランスSpot Image社の衛星画像を「BASEIMAGE」として販売していた。CitiesPlusは、BASEIMAGEのデータを市町村単位でビューアとセットにして販売するもの。画像の拡大や縮小、スクロールといった操作のほか、文字や図形の書き込み、色の調整などの加工が可能で、ユーザーが自由に衛星画像地図を作成できるとしている。価格は228,000円から。BASEIMAGEの画像データは地上分解能が2.5m(画像1ピクセルが2.5mに相当)となっている。
Geoコンテンツではこのほか、同じく4月1日より、衛星画像データを3次元加工して提供するパッケージの新バージョン「OverScene ver2」(98万円から)を提供するほか、BASEIMAGEの2004年度版の衛星画像撮影も開始する予定だ。BASEIMAGEの地図データは100平方km単位で提供され、2002~2003年版が12万円、2004年版が15万円となっている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.nttdata.co.jp/release/2004/033000.html
Geoコンテンツ
http://www.geocontents.jp/
関連記事:地図サイト「ナビッピドットコム」で衛星画像も表示
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/0423/navip.htm
( 永沢 茂 )
2004/03/30 20:39
- ページの先頭へ-
|