米ワシントン州知事は3月31日、運転免許証および他のIDカードのネット更新を認める法律改正案(5428号)に署名した。これにより、同州ではネットを通じた運転免許証の更新が可能になる。改正法は10月に施行される予定。
ワシントン州は電子政府化が比較的進んでいるとされており、実際に事業税の支払いや育児支援などの公的サービスを受けることができる。一方、運転免許証については、ワシントン州では10年ごとに更新する必要があるが、現在は運転免許更新センターに出向かなければならない。州知事は、今回の運転免許ネット更新サービスの稼働は、完全な電子政府化に向けての第一歩と言え、今後、市民の意識が一気に高まることが期待されるとしている。
なお、ネット更新を実現するには、ネットでの決済システムが必須だが、ワシントン州ではすでに実現しており、問題はないという。
関連情報
■URL
ワシントン州議会のWebサイト(英文)
http://www.leg.wa.gov/
ワシントン州知事のWebサイト(英文)
http://www.governor.wa.gov/
( Gana Hiyoshi )
2004/04/02 12:28
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