デルやトレンドマイクロ、ユニアデックスの3社は6日、中小企業向けのセキュリティソリューションを提供すると発表した。3社は、サーバー製品とゲートウェイセキュリティ製品、保守サービスなどを組み合わせて販売する。
今回提供するセキュリティソリューションは、現在Windows NT Server 4.0を利用しているユーザーや、システムのセキュリティ強度を向上させたいユーザーを対象に提供する。デルのラックマウントサーバー「PowerEdgeシリーズ」やトレンドマイクロのセキュリティ製品「Trend Micro InterScan VirusWall for Small and Medium Businesses(SMB)」、ユニアデックスの構築サービスを組み合わせる。
ラックマウントサーバーを利用した「PowerEdge 1750パッケージ」の場合、サーバーのスペックは、CPUがXeonプロセッサ2.4GHz、1GBメモリ、36GBのハードディスク×2、オンボードRAIDコントローラ、Windows Server 2003 Standard Editionとなり、これにトレンドマイクロのInterScan VirusWall for SMB(50ユーザーライセンス)とInterScan VirusWall for SMB基本構築サービスが付属して価格1,155,000円。デルとトレンドマイクロの製品サポートは、それぞれが自社で担当する。
今後の予定としては、システム導入後のサービスとして、セキュリティ修正プログラム(パッチ)の自動配布や資産管理などの付加サービスも提供開始するとしている。また、Windows NT 4.0ベースのサーバーシステムから、セキュリティレベルの高いWindows Server 2003への移行を積極的に推進していく方針だという。
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■URL
ニュースリリース
http://www.trendmicro.com/jp/about/news/pr/archive/2004/news040406.htm
( 大津 心 )
2004/04/06 16:13
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