ショッピングサイト検索サービス「ズバケンネット」を運営するファンコミュニケーションズは6日、インターネットユーザーを対象としたオンラインショッピングに関する意識調査の結果を発表した。
調査は1月28日から3月31日までWeb上で実施され、18,493件の有効回答を得た。なお、アンケート自体はズバケンネット上に用意されたが、他のWebサイトにバナーを設け、ズバケンネットのユーザー以外からも回答を得ている。
調査によると、オンラインショッピングの経験者は82.7%に達し、「ネットユーザーにとってオンラインショッピングはあたりまえの行動」になっているという。1年間に購入する回数は、1~3回が39.7%、4~12回が46.6%で、13回以上も13.8%あった。欲しい商品を探す方法としては、検索エンジンがもっとも多く54.9%、以下、ショッピングモールが46.2%、オークションが35.8%、共同購入が16.4%と続いている。
一方、オンラインショッピングの経験がない17.3%のユーザーに、利用しない理由をたずねたところ、71.8%が「クレジットカード番号など個人情報を入力するのが不安」を選択。このほか、42.7%が「商品がきちんと届くかどうか不安」、20.3%が「欲しい商品が見つからない」、13.2%が「すぐに商品を手に入れることができない」を挙げた。ファンコミュニケーションズでは、オンラインショッピングをしない理由の多くが、「個人情報の漏洩、商品が届くかどうかといったネット詐欺の不安、購入前に商品の実物を確かめられない品質に関する不安」などの「不安要因」にあると指摘している。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.fancs.com/news/200404061600.html
関連記事:商用サイトに絞った検索サービス「Zubaken.net」
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/0701/zuba.htm
( 永沢 茂 )
2004/04/06 18:35
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