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「プロジェクトセンター」スクリーンショット
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マイクロソフトは、Macintosh版「Office」シリーズの最新バージョン「Microsoft Office 2004 for Mac」を発売する。6月18日発売のStandard Editionと、7月23日発売のProfessional Editionが提供され、いずれもMac OS X 10.2.8以降に対応する。
オープンプライスだが、推定小売価格はStandard Editionの通常版が49,800円、アップグレード版が28,000円、アカデミックパックが22,800円。Professional Editionの通常版が59,800円、アップグレード版が37,800円。なお、ボリュームライセンスはStandard Editionが6月1日から、Professional Editionは2004年秋から提供される。
Office 2004 for Macでは、Unicodeをサポート。日本語フォントにWindows標準の「MS P ゴシック」「MS P 明朝」を同梱し、Windows版Officeシリーズとの互換性を高めた。また、Mac版で初めて提供する“マックファースト”な機能として、複数のプロジェクトで使用するメールやファイルなどを一括管理できる「プロジェクトセンター」や、Wordでメモを取ることを想定した「Wordノートレイアウトビュー」などを追加した。
Standard Editionでは、「Word 2004」「Excel 2004」「PowerPoint 2004」のほか、メールソフトの「Entourage 2004」と「MSN Messenger 4.0」をパッケージ。Professional Editionでは、それらに加え、バーチャルマシン製品の「Microsoft Virtual PC 7 with Windows XP Professional」も同梱した。なお、Virtual PC 7は、Power PC G5搭載のMacintoshで利用できる。
パッケージされる各ソフトの単体発売も順次開始する。Word 2004とExcel 2004は6月18日に発売。推定小売価格は、通常版が27,800円、アップグレード版が12,800円、アカデミックパックが9,800円となっている。Virtual PC 7 with Windows XP Professionalは7月23日に発売し、推定小売価格は29,800円。Windows XP Home Edition環境を仮想的に利用できる「Microsoft Virtual PC 7 with Windows XP Home Edition」も8月6日に発売し、こちらは推定小売価格26,800円となっている。
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Wordノートレイアウトビュー
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Excelページレイアウトビュー
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=1889
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・ 米Microsoft、「Microsoft Office 2004 for Mac」を発表(2004/01/08)
( 鷹木 創 )
2004/04/07 13:31
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