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欧州はホットスポット向きで普及する土地柄〜米調査会社が予測


 米調査会社のON Worldは8日、欧州では2009年までに17万4,000カ所のホットスポットが配備され、それにともなう売上の総額は24億5,000万ドルに達するとの予測を発表した。

 ON Worldによると、欧州は人口が密集していること、携帯電話が普及していること、ブロードバンド加入者が増加していること、カフェ文化と中央集権的な通信インフラなどがあることなどの理由で、公衆ブロードバンドアクセスを提供するのに理想的な環境であるとしている。

 当初は、高い接続料金、Wi-Fiも使用できるマルチモード携帯電話が使用できないこと、ローミングが限られていること、携帯電話事業者が地元の人々にホットスポットについて知らせるに止まっていることなどの条件から、普及の速度はゆっくりだと予測。しかし、2004年にはWi-Fiも使用できるマルチモード携帯電話が発表されるほか、携帯電話事業者が新しい魅力的なサービスを提供する方法も登場し、ホットスポットが普及するきっかけになるという。

 これにより2009年には、欧州のホットスポットユーザーの15%が月に4回以上利用する定期的なユーザーとなり、2003年の3%に比べて12ポイント増加する。こうした定期的ユーザーは、他のサービスとバンドル販売される定額制ホットスポットサービスに加入する可能性が高く、その他のユーザーは、無料ホットスポットを含むさまざまな収益モデルによって運営されるサービスを利用するという。加入料による売上は、2009年に8億9,800万ドルに達すると予測している。

 一方、売上のうち最も大きな割合を占めるのは、ロケーションの恩恵を受けて物品販売などの増加が期待できる設置場所のオーナーの売上である。ホットスポットを設置することによる効果が知られるようになるにつれて、ますます多くのカフェやホテル、ショッピングモールなどが無料でホットスポットを提供するとしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.onworld.com./html/newseuropehotspots.htm
  関連記事:欧州のホットスポットビジネスは失敗する〜米Forresterが予測
  http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0623/hot.htm


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/04/09 13:23

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