特許庁、ネットオークションで偽ブランド品の購入を防ぐマニュアル発表

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特許庁、ネットオークションで偽ブランド品の購入を防ぐマニュアル発表

　特許庁は、電子商取引において模倣品などの知的財産権侵害品を巡るトラブルが増加しているとして、模倣品の流通防止や知的財産権の重要性について意識の向上を図るために、「ネットオークションにおけるニセモノ撃退マニュアル」を発表した。同庁のWebサイトで閲覧できる。

　マニュアルは、「知らなきゃソン！　ニセブランド品には危険がいっぱい!?」「あなたのお買物パターンは？　ブランド品お買物意識度Check！」「マンガで検証！　ホンモノさん VS. ニセモノさん」「後悔する前にトラブルを避けるニセモノQ＆A」の4項目で構成。「商標」についての解説や、模造品売買に関するトラブル、模造品判別のポイントなどを記載するほか、商標法・関税法などにまつわる質問コーナーも掲載している。

　特許庁国際課では、「インターネットで安心して商品を購入できるようになるためには、模倣品を販売する側だけでなく、購入する側に対してもその危険性を知らしめることが重要。インターネットオークションで模倣品を販売する行為が知的財産権侵害にあたることや、模倣品の販売が犯罪に加担する可能性があることをわかりやすく解説することを目指した」としている。

関連情報

■URL
　「ネットオークションにおけるニセモノ撃退マニュアル」について
　 http://www.jpo.go.jp/torikumi/mohouhin/mohouhin2/kanren/gekitai_top.htm
　ネットオークションにおけるニセモノ撃退マニュアル
　 http://www.jpo.go.jp/torikumi/mohouhin/mohouhin2/kanren/nisemono_gekitai/

（鷹木創）
2004/04/12 14:14

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