イー・アクセスは、TD-SCDMA(MC)の実験局予備免許を総務省より4月15日に取得したと発表した。イー・アクセスではこれを受けて、都内実験局でTD-SCDMA(MC)の実験を行なう予定。
TD-SCDMA(MC)は、イー・アクセスが提供を予定するモバイルブロードバンドサービスに用いられる無線技術。IMT-2000で標準化されている「TD-SCDMA」の拡張版という位置付けで、イー・アクセスでは米国Navini Networksの技術を用いて、無線による高速インターネット接続が可能なサービスの実現を目指すとしている。
TD-SCDMA(MC)は北米の携帯電話標準化組織「T1P1」で2月に郵便投票を終了、5月に承認が降りる見込みで、その後ANSIでの標準化を実施する予定。なお、日本国内で取得した免許は予備免許であり、実験の開始には本免許の取得が必要になるという。
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■URL
ニュースリリース
http://www.eaccess.net/information/040416.html
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( 甲斐祐樹 )
2004/04/16 18:03
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