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システムビット、ファイルやメールを暗号化できるソフト発売


「Data Defender」のパッケージイメージ
 株式会社システムビットは、ファイルをドラッグ&ドロップするだけで簡単に暗号・復号化できるソフト「Data Defender」を4月23日より販売すると発表した。対応OSは、Windows XP/2000/Me/98SE/98。価格は3,990円。

 Data Defenderは、アイコンに暗号化したいファイルやフォルダをドラッグ&ドロップするだけで、暗号化と復号化ができるソフトウェア。ただし、暗号部分から同社独自の手法を取り入れたため、復号化にもData Defenderが必要だ。主な機能には、「ファイル暗号化、復号化機能」「メール暗号化機能」「シュレッダー機能」が用意されている。

 メールの暗号化機能を利用すると、指定したファイルを暗号した後に、通常利用しているメールソフトが自動的に立ち上がり、暗号化したファイルを添付して送信できる。シュレッダー機能ではファイルを暗号した後に、元ファイルを上書きして完全に消去するため、外部の人間に閲覧される可能性はかなり低いという。この機能は、ハードディスクの完全消去にも応用可能だとしている。また、オプションの指紋認証ハードウェアを接続することによって、よりセキュアな運用もできる。

 システムビットによると、「クライアントPCにインストールすれば、クライアントでプログラム作成した後に暗号化し、サーバーで保存するといった利用もできるだろう。ファイルを暗号化した後にCD-Rに焼いて持ち運びたい、という需要も多い」とコメントしている。


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URL
  Data Defender
  http://dd.systembit.co.jp/


( 大津 心 )
2004/04/16 18:18

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