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松下とDCN、地元取材に基づいた地域情報を配信するサイト「GANSO」開設


左からDCN事業本部長鈴木正利氏
DCN社長緒方邦博氏
松下電器eネット事業本部本部長木村純氏
松下電器eネット事業本部チームリーダー平賀和明氏
 株式会社デジタルコンテンツネットワーク(DCN)と松下電器産業(松下)は26日、地域情報サービスにおける共同事業として「地元通情報事業」の本格展開を開始し、その第一弾として、地域情報サイト「ニッポン地元通情報 GANSO」を開設した。現在、PCおよびTナビ対応デジタルテレビ上から閲覧できる。

 GANSOは、DCNが30年前より発行しているタウン情報誌の編集部による“地元に密着した情報”を、テキストや動画などのフォーマットを統一した上でDBで一元管理し、提供するサービスだ。DBに蓄積された情報は、WebサイトやTナビ上で提供されるほか、地域情報として他社への販売や、出版への運用なども想定されている。

 具体的には、DCNがすでに発行している47都道府県を網羅したタウン情報誌37誌の情報を、DBで一元管理。この情報を“ワンソースマルチユース”するために、5種類のサービスとして提供する。

 サービス開始当初は、ご当地名物を動画で紹介する「GANSO.TV がんそグルメ王国」や厳選されたグルメ情報を提供する「じもと通グルメ」、定番観光地の楽しみ方を紹介する「GANSO流 いいとこニッポン」、温泉を紹介する「GENSEN温泉」、映画・音楽の公演情報を提供する「Showbiz通」などが挙げられている。

 GANSO.TVはPC向けのみに配信し、Tナビへは配信しない。配信方式はWindows Media Playerのみ。配信帯域は1Mbpsと500kbpsとなっている。

 松下電器産業eネット事業本部本部長木村純氏は、「2004年こそ、ブロードバンド回線やデジタルテレビの普及などにより、通信と放送の融合が実現する年だ。その中で、都心部に集中しすぎて疎かになりがちな都市情報を、地方在住の編集者による“生の情報”として配信していきたい」と語った。


地域情報サイト「ニッポン地元通情報 GANSO」 地域情報サイト「ニッポン地元通情報 GANSO」のページ。関東などの地域別に選択することもできる

関連情報

URL
  GANSO
  http://www.gansodesu.net/


( 大津 心 )
2004/04/26 17:24

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