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W3C、Webサービスの協調動作を定義する「WS-CDL」草案を公開


 World Wide Web Consortium(W3C)は27日、Webサービスの協調動作に必要となる規約などを定義する「WS-CDL」(Web Services Choreography Description Language)のVersion 1.0草案初版を公開した。

 WS-CDLは、オンライン商取引などのWebサービスにおいて、複数のWebサービス間の協調動作を定義する仕様。サービスコンポーネントの動作内容や順番など、協調動作に必要な一連の規約を「コレオグラフィ」と呼ばれる形にまとめることで、アプリケーション間での適合性を保証する。

 WS-CDLはXMLに基づいており、SOAPやWSDLといった他のWebサービスで用いられる技術との相互運用が可能となるように設計されている。現在、米Appleや米Sun Microsystems、富士通、日立といった40以上の企業や専門家からなる、W3CのWeb Services Choreographyワーキンググループによって、初期実装に向けたWS-CDLの更新が行なわれている。W3Cでは、今回発表した本草案やこれに続く草案に対して、Webの開発者コミュニティからのレビューコメントを募集している。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.w3.org/2004/04/wschor-pressrelease


( 三柳英樹 )
2004/04/28 14:30

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