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監査法人トーマツ、社内の確信犯も防ぐ個人情報漏洩の予防・対策サービス


 監査法人トーマツは6日、企業向けのリスク管理サービスとして、個人情報漏洩の予防や事後対策を支援する「ERM個人情報漏洩対策サービス」を開始すると発表した。

 新サービスは、従来より同社が提供している「ERM個人情報管理支援サービス」の想定セキュリティレベルを上げたサービス。トーマツによれば、セキュリティ対策の実施水準としては、レベル1:ミス・不注意による事故を防ぐ、レベル2:出来心の犯行を防ぐ、レベル3:確信犯の犯行を防ぐ──という3つのレベルが想定されるが、一般に個人情報保護の認証取得をしている企業でもレベル1.5程度に止まっているのがほとんどだという。新サービスでは、内部の確信犯による犯行を防止するために、レベル3を達成するための支援を行なう。

 具体的なサービス内容は、「予防対策強化支援サービス」として提供するのが、予防対策クイックレビュー、セキュリティポリシーの見直し、予防対策の強化、証拠保全の強化、監視体制の強化、役員・従業員の再教育など。料金は、クイックレビューが100万円から、その他が500万円からとなっている。また、「事故対応・回復支援サービス」として、原因究明や応急セキュリティ対策立案、発表資料作成支援などのサービスも提供する。こちらの料金は状況に応じたものとなる。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.tohmatsu.co.jp/news/2004/press0506.html


( 永沢 茂 )
2004/05/06 15:18

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