RSSとAtomによる広告配信ネットワークを構築している米Pheedoは6日、ベンチャーキャピタルのFastlane VenturesによるシリーズAファイナンスを完了したと発表した。金額などの詳細は明らかにされていない。
メールによるマーケティング活動が迷惑メールによって困難に直面していることから、Pheedoは顧客が完全な主導権を持つRSSとAtomによるマーケティングこそが効果的であると主張し、そのための技術とネットワークを開発している。
この出資に伴い、Fastlane VenturesのプリンシパルであるWilliam R.Flitter氏がPheedoのチーフマーケティングオフィサーに就任することになった。同氏は起業家であり、サンフランシスコ東岸のコミュニティ「The East Bay IT Group」の「Blogging & RSS SIG」で議長を務めている。さらにFastlane VenturesのCharles M.Smith氏がPheedoの役員に就任する。同氏は、大手ベンチャーキャピタルのKPCBが出資し、後にRoxioの子会社であるNapsterに買収されたGigabeatの副社長を経験したこともある法律家である。
Pheedoではこのファイナンスによって得た資金を技術開発と営業人員確保に投入するとしている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.pheedo.info/archives/000056.html#more
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/05/07 11:38
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