NTT東日本は、ファイル共有ソフト「Winny」のネットワーク上に、公衆電話番号7件が流出していたことを明らかにした。「該当する公衆電話の番号はすでに変更した」(同社広報)という。
NTT東日本によると、今回の流出は毎日新聞社から確認を求められた十数件のデータで判明した。データには東京や埼玉などの市外局番から始まる電話番号と住所が記載されており、そのうち7件が実際に利用されていた公衆電話番号と一致した。なお、残りの数件に関しては存在しない番号や、間違った番号だったという。
NTT東日本では、「公衆電話の番号は非公開となっているため、内部から流出した可能性は少ない」とする一方で、「確認したデータの住所表記は社内で利用している表記とは異なっていたので社外からの流出ではないか」という。「社内調査は行なう」が、「公衆電話は個人情報ではない。今後も、流出を発見した場合は番号を変更する」としている。
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■URL
NTT東日本
http://www.ntt-east.co.jp/
( 鷹木 創 )
2004/05/12 20:58
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