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「Hotlist」は左側に表示されている
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ノルウェーのOpera Software ASAは、同社Webブラウザの最新版「Opera 7.50」を公開した。Windows XP/2000/NT/Me/98/95、Mac OS Xなどに対応しており、Linux版やFreeBSD版、Solaris版もダウンロードできる。価格は39ドルだが、広告が表示される無料版も用意している。なお、現在のところ日本語版は発表されていない。
Opera 7.50では、組み込まれたメールソフト「Opera Mail」でRSSの読み込み機能が搭載された。RSS 0.9x/1.0/2.0といったバージョンをサポートする。また、IRCプロトコルによるチャットクライアントも搭載。相手のオンライン状況を確認できるコンタクトリストが利用できるほか、テキストによる顔文字を自動的に絵文字に変換する機能を実装した。DCC(Direct Client-to-Client)プロトコルに対応し、ファイル転送も可能だ。
ユーザーインターフェイスも変更。ブックマークや履歴といった機能をアイコン表示する「Hotlist」を装備した。メールやチャットもHotlistから利用できるようになっている。
このほか、従来バージョンまでの不具合が修正された。7.50のベータ版で判明していたTelnet URIハンドラーの脆弱性も修正されている。
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RSSの設定画面
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チャット画面
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関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.opera.com/pressreleases/en/2004/05/12/
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( 鷹木 創 )
2004/05/13 13:03
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