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楽天、第1四半期決算は増収増益。証券子会社は「楽天証券」に名称変更 |
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事業別で見ると、EC事業カンパニーの売上高は42億2,000万円で、主力の楽天市場を中心に流通総額が堅調に推移したほか、楽天ブックスを連結子会社としたことによる売り上げ面での寄与などにより、大幅な増収増益になったとしている。ポータルメディア事業の売上高は13億3,000万円で、インフォシークとライコスの統合、3月を中心とした季節的な広告需要の増加などにより、増収増益となったとしている。 トラベル事業の売上高は13億7,000万円で、子会社の売上計上基準を変更したために前期比では減収となったものの、営業利益や純利益については増加している。金融事業の売上高は30億9,000万円で、株式市場が活況だった前期と比較しても増収増益となっている。 今後の事業展開としては、ポータルメディア事業でサービス面でのてこ入れを図るほか、トラベル事業では組織を統合しつつ、「楽天トラベル」「旅の窓口」の両サイトは平行運営を続けるとしている。このほか、パーソナルファイナンス事業を年内に開始する予定であることも明らかにした。 また、楽天が2003年11月に買収したDJLディレクトSFG証券について、7月4日から社名を「楽天証券」と変更することも発表した。社名については、買収の時点で「DLJ」という名称を、1年間を限度として変更するという条件になっていたという。今回、「楽天証券」というシンプルな社名に変更することで、楽天というブランドが持つ力を活用していきたいとしている。 関連情報 ■URL 楽天（決算説明会について） http://www.rakuten.co.jp/info/ir/meeting/index.html DLJディレクトSFG証券（社名変更について） http://www.dljdirect-sfg.co.jp/DLJJapan/topinfo/namechange_20040513.html ■関連記事 ・ 楽天、2003年度の売上は前年度比8割増の181億円（2004/02/19）
（ 三柳英樹 ）
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