Internet Watch logo
記事検索
最新ニュース

小規模事業者の6割以上がブロードバンド環境に~フォーバル調査


 フォーバルは、2004年3月1日から4月1日にかけて、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪など全国8都市の企業に対し、「小規模事業者とIP電話」というテーマで実施したアンケートの結果を発表した。同社営業スタッフによる経営者に対する聞き取り調査で、有効回答数は476人。なお、対象となる企業の8割以上が従業員20名以下となっている。


6割以上がブロードバンド環境。一方、約20%がISDNを継続利用

 調査によると、対象企業のインターネットへの接続回線はADSLが39.5%で首位。次いで27.5%が光ファイバとなっており、合計で67.0%の企業がブロードバンド環境にあるという。一方で、21.0%の企業がISDNを継続して利用していると回答。また、5.9%の企業がインターネットを利用していないと回答している。

 IP電話についての認知度では、「あまり知らない」と回答した企業が29.0%に達した。ただし、「多少知っている」(24.6%)、「実際に使用中」(24.4%)、「導入のため検討した」(15.1%)となり、“知っている”派は合計で64.1%を占めた。IP電話のメリットとしては、「国内通話料金の削減」が63.9%、「NTT基本料金の削減」が46.6%に達しており、フォーバルでは「個人向けIP電話でも通話料金が安くなることを謳い、それが消費者に浸透したため」と分析している。

 IP電話に対するデメリットとしては、「電話番号が変わってしまう」「音声品質が悪い」がいずれも40.6%でトップ。「導入するのに初期投資が必要」(31.7%)、「従来と電話機の使い勝手が変わる」(21.2%)、「110番など緊急通報できない」(19.5%)などが上位に入った。また、「何となく不安・抵抗感がある」も20.4%に達している。


4割以上がNTT“支持”。KDDI、ソフトバンクは3%台に止まる

 「3年後に利用している通信事業者は」という問いには、「NTTグループ」を利用するとの回答が44.8%に上った。KDDIグループやソフトバンクグループは、いずれも3.4%に止まっている。ただし、2002年4月の調査に比べると、NTTグループ“支持”率は20%以上落ち込んでいるという。フォーバルでは、「IP電話の普及によって、NTT以外の選択肢が増えた影響だ」と分析している。

 このほか、ITへの不安要素として、「知識が追いつかなくなる」(66.4%)、「使いこなせなくなる」(54.2%)を挙げている。また、「機密情報の漏洩」と回答した企業も33.6%に達した。なお、「機密情報の漏洩」と回答した企業のうち、53.7%が従業員21人以上の企業。5人以下の企業は28.1%に止まり、「会社の規模が大きくなるに従って、情報漏洩を懸念する経営者が増えるようだ」としている。


関連情報

URL
  フォーバルレポート:アンケート「小規模事業者とIP電話」(PDF)
  http://www.forval.co.jp/report/forvalreport08.PDF


( 鷹木 創 )
2004/05/19 19:58

- ページの先頭へ-

Internet Watch ホームページ
Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved.