米Symantecは、スパムメール対策大手の米Brightmailを買収したと発表した。買収金額は総額で約3億7,000万ドル。買収は7月前半にも完了する見込みだ。
Brightmailは、法人向けスパムメール対策ソフト「Brightmail Anti-Spam」などの製品や、スパムメール配信元IPアドレスを見極める「Brightmail Reputation Service」などのサービスを提供するスパムメール対策ベンダー。Symantecによると、Brightmailへは2000年7月から投資を開始、すでに11%の株式を保有していたという。「Brightmailの取締役会や株主総会では、2004年3月に新規株式公開に伴う登録届出書を提出していたが、当社との合併を選択した」としている。
Symantecでは今後、Brightmailのスパムメール対策技術をゲートウェイセキュリティソリューションに導入する予定だ。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.symantec.com/press/2004/n040519.html
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( 鷹木 創 )
2004/05/20 18:59
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