日本テレコムは1日、PKI認証に用いる電子証明書と秘密鍵を発行するサービス「PKIプラットフォーム」を6月14日から提供すると発表した。同社の法人向けIP-VPNサービス「Solteria」、法人向け広域イーサネットサービス「Wide-Ether」の利用者が対象。価格はクライアントライセンスが1枚あたり2,100円、サーバー・ネットワーク機器ライセンスが31,500円、月額料金が電子証明書1枚あたり735円から。
PKIプラットフォームは、PKI認証に必要となる電子証明書と秘密鍵を、日本テレコムがユーザーとなる企業に対して発行するサービス。企業内にPKI認証用のサーバーを設置する場合に比べて、安価にPKI認証が導入できる点が特徴となる。ユーザー登録や証明書の再発行などの手続きは、専用の受付サーバーにアクセスすることでWebブラウザからオンラインで行なえるため、運用も手軽に行なえる。
発行する電子証明書と秘密鍵は、電子ファイルとして企業に配布するほかに、USBトークンに格納した状態で日本テレコムが提供する形態も用意する。USBトークンを利用する場合には、初期費用として1個につき9,450円が必要となる。
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■URL
ニュースリリース
http://www.japan-telecom.co.jp/newsrelease/2004/jun/nr040601/nr_fs.html
( 三柳英樹 )
2004/06/01 19:10
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