日本ネットワークアソシエイツは4日、Linuxサーバーのウイルス対策などを提供する「McAfee LinuxShield」を発売した。インテルベースのLinuxサーバーが対象で、サポート可能なOSはRed Hat 9.0およびRed Hat Enterprise 3.0。価格はマシン台数が1~2台の場合で53,000円。
McAfee LinuxShieldは、Linuxシステムを標的として攻撃からマシンを防御するソフトウェア。ウイルスを含むサーバーへの攻撃に対して、常駐型のスキャン機能によりリアルタイム保護を提供する。FTPを利用した自動アップデート機能を備え、最新のウイルスなどへの対策を可能とする。また、アップデートの際にサーバーの再起動を要求しないため、稼働しているサーバーを停止させることなく、セキュリティ対策が可能となる。
また、ウイルスの典型的な活動を基に、修正プログラムが公開される前に新種のウイルスを識別するヒューリスティックスキャン機能を搭載したほか、カーネルスキャンキャッシュなどの技術によってパフォーマンスを向上し、サーバーの処理能力への影響を抑えたとしている。
関連情報
■URL
McAfee LinuxShield 製品情報
http://www.nai.com/japan/products/mcafee/linux_shield.asp
( 三柳英樹 )
2004/06/04 19:51
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