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ファイルを暗号化し、自動消滅させる「Essential Security Suite」


ファイルを暗号化する際に表示されるダイアログ画面
 米Essential Securityは4日、メールやファイルの印刷や保存を禁じたり、決められた期限で自動消滅させることが可能なセキュリティソフト「Essential Security Suite」を発表した。

 このソフトは個人や企業などセキュリティを必要とするさまざまな環境で使用できる。まず、相手の電子証明書をメールで送信してもらい、このソフトに登録しておく。その後、例えばWordやExcelファイルなどを送信したい場合、暗号化する際にそのファイルを読む許可を与える人物の電子証明書を指定しておくことで、ファイルの転送、保存、印刷の許可を与えるかどうかを決められるほか、期限が来たときに自動的に完全削除させることもできる。

 また、ファイルやメールに電子署名したり、ファイルを米国防総省基準により完全に消去する機能もある。病院や法律事務所など高度なセキュリティを要求される職種でも使用できると同社では説明している。

 Essential Security SuiteはWindows Server 2003/XP/2000/NT 4.0に対応しており、1ユーザーあたり149ドル。氏名とメールアドレスを登録することで10日間試用できるほか、暗号化されたファイルを読むことができる無料の「Essential Security Reader」も同社のWebサイトからダウンロードできる。


関連情報

URL
  Essential Security(英文)
  http://www.essentialsecurity.com/


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/06/07 12:05

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