ライブドアは4日、インターネット広告業を手掛ける米MailCreations.comの全株式を買収し、同社を子会社化すると発表した。買収金額は630万ドル。
MailCreations.comは、事前に広告送付の承諾を得たユーザーに対してメール広告を送付するオプトインメール型広告を手掛ける広告業者。登録ユーザーは北米で約8,500万人で、そのほかに南米で約2,500万人、ヨーロッパで約1,600万人、アジアで約3,300万人のユーザーを獲得しているという。
ライブドアでは、2004年3月にも広告配信事業を展開するバリュークリックジャパンを買収している。今回、MailCreations.comを買収した理由としては、広告事業やコンテンツ事業において、さらにソリューションの拡充が可能になると判断したことをあげている。ライブドアでは今後、MailCreations.comのサービスを活用し、日本企業の海外でのモニタリングやキャンペーンの支援などを行なっていくほか、ライブドアが提供するECサイトやコンテンツも活用することで、米国での収益の増加を見込んでいるとしている。また、この買収を足がかりとして、米国でのインターネット関連事業の積極的な取り組みを行なっていくことも明らかにした。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://corp.livedoor.com/investor/pdf/000000/000000c9
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( 三柳英樹 )
2004/06/07 18:03
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