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ライフボート、パーティション管理ソフトの新製品「システムコマンダー8」


「システムコマンダー8」のパッケージ
 ライフボートは8日、マルチOSブートに対応したパーティション管理ソフトの新製品「システムコマンダー8」を6月18日よりメガソフトを通じて販売すると発表した。価格は13,440円。PC/AT互換機またはNEC NXシリーズに対応する。

 システムコマンダー8で対応するOSは、Windows XP/2000/NT/Me/98/95/3.xをはじめ、UNIX/Linux系の各種OS、DOS、OS/2、BeOS、超漢字など。ファイルシステムの種類や言語を問わず、さまざまなOSを1台のPCにインストールし、それらを切り替えられる。今回のバージョンで新たにWindows Server 2003とLindowsOSに対応したほか、MBRで共存できるブートローダーとして、LILOに加えてGrubもサポートした。

 パーティション操作では、データを消去することなく、パーティションの作成やサイズ変更、移動、コピー、削除が可能。従来からのFAT16、FAT32、NTFS、Linux EXT2、Linux Swapなどのファイルシステムに加えて、新バージョンではLinux EXT3とLinux ReiserFSにも対応する。また、NTFSとFATの相互変換機能が可能になったほか、250GBの大容量ハードディスクもサポートした。

 パーティション操作や新規OSをインストールするためのウィザードも用意されており、マルチOSに不慣れなユーザーでもウィザードに沿って選択していくだけで、設定まで自動で行なえるという。また、バックステップウィザードにより、OSのアンインストールも自動処理される。なお、パッケージには、Windows上のデータの自動バックアップソフト「AutoSave」が付属するほか、システムコマンダー8の操作手順を図解で説明した公式ガイドブックも同梱される。

 ライフボートではこのほか、システムコマンダー8とAutoSaveに加えて、ハードディスクを丸ごとコピーできる「コピーコマンダー」、データ消去ソフト「デリートコマンダー8」、ハードディスクのイメージバックアップソフト「B'sラク~だ!バックアップLite」という5つのユーティリティソフトをセットにした「ドライブワークス8」を25日より販売する。価格は16,590円。PC/AT互換機とNEC NXシリーズに対応するが、AutoSaveとB'sラク~だ!バックアップLiteについてはWindows XP/2000/Me/98のみの対応となる。


起動するOSの選択画面は、このほかにもデザイン変更が可能 パーティション操作画面。Windows XP風のGUIとなっている

関連情報

URL
  「システムコマンダー8」製品概要
  http://www.lifeboat.jp/products/sc8/sc8.html
  「ドライブワークス8」製品概要
  http://www.lifeboat.jp/products/dw8/dw8.html


( 永沢 茂 )
2004/06/08 11:33

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