米Speederaと米Macromediaは8日、「Macromedia Flash Video Streaming Service」を開始すると発表した。Flash VideoをSpeederaのコンテンツ配信ネットワーク(CDN)を通して高品質でユーザーに提供するものだ。
Flash Videoとは、Macromedia Flash Playerで再生される動画コンテンツのこと。Flashコンテンツの中で、特別な再生用ソフトも必要なく即座に再生できるなど、動画再生環境として優れた特徴を持つ。
新サービスはMacromedia Flash Communication Serverをベースに提供される。独自のストリーミングサーバーを維持・管理することなく、Speederaが保有するグローバルなCDNを使って、多数の利用者の同時アクセスにも耐えられる高品質なサービスを提供できるようにする。
Speederaはこれまで米国の人気テレビ番組や火星探査機の着陸映像など、高トラフィックのインターネット配信を支えてきた。特に火星探査機着陸の時以来、NASAのWebサイトは90億ヒットを記録しており、2004年1月に記録したピーク時にはトラフィックが一時期7Gbpsを記録するほどであったが、これもSpeederaがサポートしていた実績を持つ。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.speedera.com/primary/newsroom/june72004_macromedia.htm
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/06/09 12:02
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