ノルウェーのOpera Software ASAは9日、携帯電話でのWebページ表示速度を最大250%高速化できる新サービス「Opera Mobile Accelerator」を開始すると発表した。
新サービスでは、Operaが設置するプロキシサーバーを通してWebページにアクセスすることでデータを圧縮。携帯電話上でのレンダリング速度を高速化し、同時にデータ転送量を減少させることで従量課金制の携帯電話料金を抑える。
サービスはOperaブラウザを搭載している欧州の一部の携帯電話の利用者を対象としており、OperaのWebサイトで会員登録できる。利用料金は3カ月会員で12ユーロ(約1,580円)、6カ月で20ユーロ(約2,640円)、12カ月で30ユーロ(約3,960円)となっている。
Operaは携帯電話用のブラウザでも知られており、最近では日本国内でOpera搭載の京セラ製PHS端末をDDIポケットが発売したことで話題となっている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.opera.com/pressreleases/en/2004/06/09/
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/06/10 12:18
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