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リサーチプラス調査、ブロードバンドコンテンツの利用経験者が6割強に


利用経験のあるブロードバンドコンテンツのジャンルについて
 アイブリッジが運営するインターネットリサーチサービス「リサーチプラス」は、「ブロードバンドユーザーのコンテンツ利用について」のアンケート結果を発表した。同調査によれば、コンテンツを利用経験のあるユーザーが6割を占めた。

 同調査は5月27日から28日にかけて、インターネットを利用するユーザー300名(男性171名、女性129名)を対象に実施されたもの。

 動画や音楽などブロードバンド向けコンテンツの利用頻度に関する質問では、「月に1~3本程度」が22.3%(67名)、「週に1本程度」が13.3%(40名)、「年に数本程度」が12.7%(38名)、「週に2~5本程度」が9.7%(29名)などで視聴経験があると回答したユーザーが6割強を占めた。一方、「今のところ利用・視聴したことがない」と回答した32%(102名)のユーザーと最も高い割合だが、リサーチプラスでは「2003年に実施した調査とほぼ変わらない結果」としている。

 コンテンツ利用者198名に対しては、利用ジャンルの調査も行なわれた。回答結果は、「音楽(ミュージッククリップ含む)」が56.6%(112名)、「映画」が17.2%(34名)、「オンラインゲーム」が15.2%(30名)、「小規模なインターネット放送」が5.6%(11名)、「ビデオチャット」が3.0%(6名)、「TV電話」が1.0%(2名)などで、それ以外ではアニメーションを挙げるユーザーもいたという。

 また、コンテンツをみつけた経路に関する質問では、「検索サイトでキーワード検索して探した」と回答したユーザーが40.4%(80名)で最も多く、2003年調査時より5%増加した。一方、「友人・知人からの紹介」(13.1%・26名)、「雑誌から探した」(3.0%・6名)と回答したユーザーは、昨年よりも減少傾向にあることから、リサーチプラスは「ユーザーが検索サイトを積極的に利用しはじめた様子がある」と分析している。

 このほか、調査対象者全体の74%(224名)がブロードバンドコンテンツをもっと紹介して欲しいと回答。その上で、告知手段についての質問では「メールマガジン(HTML・Flashメール)」が25.9%(58名)、「メールマガジン(テキストメール)」が22.3%(50名)と答えるユーザーが多く、「専用のWebサイト上で」(17.4%・39名)や「大手ポータルサイトなどで」(9.4%・21名)と比較すると、メールマガジンの告知を望んでいるユーザー多くいることが伺える。このほか、「テレビコマーシャルで」と回答したユーザーも17.9%(40名)いたという。


関連情報

URL
  アンケート結果サンプル
  http://www.research-plus.net/sample/


( 村松健至 )
2004/06/10 19:43

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