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インターネットユーザーの87.9%が情報漏洩に不安〜シマンテック調査


 シマンテックは10日、インターネットユーザーを対象とした「インターネットセキュリティ総合調査」の結果概要を発表した。調査は15歳以上のインターネットユーザー1,000名を対象に、インターネットアンケート形式で5月上旬に実施したもの。


インターネット利用時の不安は、情報漏洩が87.9%、ウイルスが86.7%

 インターネット利用する上で不安に感じることでは、「個人情報の流出」が87.9%、「ウイルス感染」が86.7%、「不正アクセス」が52.4%、「迷惑メール(スパム)」が49.9%、「スパイウェア」が28.9%が上位に挙がった。

 なかでも昨今話題の多い「スパイウェア」の認知度は、49.1%が「どんなものであるかを知っている」もしくは「何となく怖いものと感じている」と回答し、34.7%のユーザーが「聞いたこともない」と答えている点が特徴だ。シマンテックの副社長齋藤秀明氏は、「調査などによると、スパイウェアをインストールしてしまう経緯ではフリーウェアが多いと言える。フリーウェアインストール時には、配布元の確認が重要だ」と注意を促した。


スパイウェアの認知度。まだまだ低いようだ スパイウェアが侵入していた可能性。インターネット歴3年以上のユーザーが意外にも感染率が高いことがわかった

パスワードは平均6.67個使用、設定方法は自分のデータをもじったものが38.3%

シマンテック齋藤秀明副社長
 次に、「PCやインターネットを利用する上で、パスワードを何個利用しているか?」という質問では、平均6.67個使用しており、最も多いのは3個で21.4%、次は2個の14.8%となった。その中でも「複数箇所で利用しているパスワードはそれぞれ違うものか?」という質問では、「いくつか共通のものがある」が54.0%で1番多く、「大半が共通のものである」が26.9%、「全て違うパスワードにしている」は16.0%だった。

 パスワードの設定方法では、「まったくランダムで意味をなさないもの」が41.2%、「自分自身のデータもしくはそれをもじったもの」が38.3%、「家族やペットの生年月日、名前などをもじったもの」が26.5%、「好きな芸能人の名前キャラクターなど」が12.2%と続いた。このことから、身近なものやそれをもじったパスワードが77%に上ることが判明した。

 なお、パスワードの文字数は平均8.40文字、記録方法は「自分の頭で記憶している」が47.8%、「手帳などに手書き」が40.8%、「コンピュータ内のファイルに保存している」が15.2%という結果となった。


ウイルスの認識度は97.4%、対策ソフトは79.4%が導入済み

 ウイルスの認識度では、「どんなものであるか知っている」が61.0%、「何となく怖いものと感じている」が36.4%、「聞いたことはある」が2.5%となった。また、ウイルス対策ソフトの導入状況では、「自分で購入したものを利用している」が55.5%、「バンドルソフトを利用している」が23.9%、「利用していない」が15.7%、「わからない」が4.9%だった。このことから、約8割のユーザーがウイルス対策ソフトを導入済みであることがわかった。

 また、ウイルス対策ソフトのアップデートに関しては、「いつも定期的に実施」しているユーザーは58.8%、「定期的に実施しているが、時々忘れる」が17.1%、「ウイルス流行を目にした時に実施」が6.0%、「知っているがたまにしか実行しない」が7.6%となった。また、「知っているが、1度もしたことがない」ユーザーも6.0%、「必要だと知らなかった」ユーザーも1.9%存在した。


ウイルス対策ソフトを利用していないのに「感染していない」の回答が22.1%

 ウイルス感染経験に関する質問では、「ない」が58.8%、「1度だけある」が19.4%、「2度以上ある」が10.4%、「わからない」が11.4%となった。

 アンケートを実施したインフォプラントによると、「ウイルス対策ソフトをインストールしていないにもかかわらず、『ウイルスに感染していない』と回答している」ユーザーが22.1%存在するとしており、“感染していることに気付いていない”ユーザーも相当数居ると推測できるという。


子供の“不適切”なWebサイトへのアクセス抑制は、35.5%が「何もしていない」

 子供のWebサイト利用状況では、「だいたい知っている」と回答した親が46.8%、「一部だけ知っている」が16.6%、「ほとんど知らない」が6.4%、「まったく知らない」は10.0%だった。

 また、子供に「不適切」だと思われるWebサイトへのアクセス抑制策では、「特に何もしていない」が最も多く35.5%、「親の居るときだけしかインターネットにアクセスさせない」が23.0%、「ブラウザの制限機能を利用」が8.6%、「履歴を確認して不適切だったら咎める」が8.3%となった。また、プロバイダのアクセス制限サービスは「知っているが利用はしていない」または「あるのかどうかを知らない」ユーザーが72.9%となり、「利用している」ユーザーの6.1%を大きく上回った。


子供のアクセス先の把握状況。半分以上の親が子供のアクセス状況を把握していると認識しているようだ アクセス抑制の方法。ブラウザのアクセス履歴を監視している親も9%程度居るようだ

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.symantec.com/region/jp/news/year04/040610.html


( 大津 心 )
2004/06/10 20:11

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