NTTコムウェアは22日、サン・マイクロシステムズ、大日本印刷の2社と共同で2003年10月から実施した無線ICタグ(RFID)の実証実験の結果を発表した。物流用コンテナの認識率を向上させる技術・運用ノウハウを蓄積できたことで、コンテナの認識率99.9%以上を達成したという。
実験では、コンテナの両サイドに1カ所ずつRFIDを装着し、コンベアの両側に設置したRFIDリーダで読みとることで認識率を向上させた。また、RFIDの読み取りには光学センサーも併用し、コンテナが通過したのを光学センサーで検知したのちにリーダを動作させる工夫も施した。光学センサーが検知したにもかかわらずリーダで認識しなかったRFIDについてはコンベアを停止し、情報を手動で入力することで、運用上はRFIDの読み飛ばしをなくすことが可能だとしている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.nttcom.co.jp/news/pr04062201.html
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( 永沢 茂 )
2004/06/22 20:32
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