NTT東日本は24日、「フレッツ・ADSL」「Bフレッツ」を利用している法人向けのセキュリティ対策サービス「フレッツ・セーフティ TypeII」を7月1日から提供すると発表した。接続PC台数は10台以下と中小企業向けのプランとなっており、価格は月額2,100円。
フレッツ・セーフティ TypeIIは、これまで個人向けに提供してきたセキュリティ対策サービス「フレッツ・セーフティ」を、中小企業などスモールオフィス環境のユーザーにも提供するもの。フレッツ・セーフティは、ウイルス対策や不正アクセス対策をフレッツ網に設置した専用装置を利用して行なうサービスで、NTT東日本とトレンドマイクロとの提携により2002年10月から提供されている。PCにソフトウェアなどをインストールせず、NTT東日本が用意したセキュリティ対策装置を利用する形態のため、PCへの負担が少ない点が特徴となっている。
NTT東日本では、これまでフレッツ・セーフティを、接続PC台数が5台までのサービスとして提供してきたが、セキュリティ担当者が不在の中小企業などからも要望が多く寄せられたため、接続PC台数を6台から10台までのサービスをフレッツ・セーフティ TypeIIとして提供するとしている。ウイルス対策や不正アクセス対策などのサービスは従来と同様で、対象回線はBフレッツ(ビジネスタイプ、ベーシックタイプ)とフレッツ・ADSL。利用に際しては、フレッツ・セーフティ対応ルータなどの機器が必要となる。対応機器については、NTT東日本のWebサイトで紹介されている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.ntt-east.co.jp/release/0406/040624c.html
フレッツ・セーフティ
http://flets.com/safety/
( 三柳英樹 )
2004/06/24 18:41
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