京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は30日、ネットワークに接続するPCのセキュリティ対策の実施状況をチェックして接続の許可を行なう「POLICY ENFORCER」の提供を開始した。対応OSはWindows XP/Me/98、価格はオープンプライス。
POLICY ENFORCERは、企業ネットワークに接続するPCに対してセキュリティ対策の実施状況を確認し、対策が十分でないPCについては接続を拒否することでウイルスの活動を事前に防止する製品。PCにインストールしたクライアントソフトが、WindowsやIEなどのセキュリティパッチや、ウイルス対策ソフトのパターンファイルの更新状況などを確認し、PCの脆弱レベルをスコア化する。このスコアをもとに、ポリシーサーバーがネットワークへの接続の許可を判定する。
セキュリティ対策の確認が行なわれるのは、OS(Windows XP/Me/98)、Internet Explorer、Outlook Expressのセキュリティパッチのほか、ウイルス対策ソフト(ウイルスバスター:トレンドマイクロ、McAfee VirusScan:日本ネットワークアソシエイツ)のパターンファイル。確認の結果、不合格と判定された場合には、適用すべきセキュリティパッチなどの情報がポリシーサーバーからPCに返信される。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.kccs.co.jp/press/release/0406302.html
( 三柳英樹 )
2004/06/30 12:34
- ページの先頭へ-
|