NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、法人向けIP電話サービス「.Phone IP Centrex」において、既存の一般加入電話番号での着信を可能にする「着信番号ポータビリティサービス」の受付を7月1日から開始した。月額料金は1番号ごとに525円。
着信番号ポータビリティサービスは、現在.Phone IP Centrexで提供している050から始まる電話番号に加えて、既存の一般加入電話で使用している電話番号による着信をIP電話で可能とするもの。提供エリアは東京23区内と大阪市内で、その他の地域についても順次拡大を予定している。提供条件は.Phone IP Centrexのアクセスネットワークとして「Arcstar IP-VPN」を利用していることとなる。
また、.Phone IP Centrex for Arcstar IP-VPNサービスを対象として、グループ内で呼び出し中の通話の着信や端末に複数の代表番号を登録する「マルチライン機能」、代表番号のメンバー変更や内線番号の変更をWebで行なえる「Webカスタマコントロール」、端末番号をVoIPサーバーで管理せずに拠点番号の情報のみでVPN内通信を実現する「拠点番号ルーティング」の各機能を追加する。このほか、サービスメニュー体系をユーザーの利用形態に合わせた「IP-Phoneプラン」「GW/TA接続プラン」「IP-PBX接続プラン」への細分化や、対応端末の拡充などが行なわれている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.ntt.com/release/2004NEWS/0006/0630.html
( 三柳英樹 )
2004/07/01 15:30
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