米Microsoftは6月30日、検索サービス「MSN Search」を改良したと発表した。検索アルゴリズムの改良による検索精度の向上や、ページの軽量化による読み込み時間の短縮などが行なわれたほか、さらに改良を加えた次世代の検索エンジンの技術プレビューサイトの公開も開始した。
新しいMSN Searchでは、検索アルゴリズムの改良により検索精度を向上させ、サイトの軽量化によりページの読み込み時間を短縮し、主要な検索サイトの中ではもっとも軽く高速な表示が可能になったとしている。検索ページでは、Webページ以外の検索対象として、百科事典(Encarta)やニュースなどがドロップダウンメニューから選択可能となっている。また、検索結果のページでは、スポンサーによるリンクを囲みで表示し、検索結果と広告の区別を明確にした。
また、MSNではさらに改良を加えた次世代の検索エンジンの技術プレビュー「MSN Search Technology Preview」を開始した。対象となるのは英仏独など11言語で、技術者などからのフィードバックを求めている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2004/jun04/06-30ImprovedSearch2004PR.asp
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( 三柳英樹 )
2004/07/01 17:24
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