日本ネットワークアソシエイツ(NAC)は、7月9日付で「マカフィー株式会社」に社名変更すると発表した。
米Network Associates(NAI)はすでに6月30日付けで「McAfee, Inc.」に社名を変更していた。また、これまでNAIが販売していたネットワーク管理製品「Sniffer」の事業部門も7月後半に売却が完了する予定となっており、今後は不正侵入防止ソリューションの提供に専念するという。
NACの加藤孝博代表取締役社長は、マカフィー株式会社の誕生について、「ウイルス対策を超え、不正侵入防止をも含めた広い意味でのセキュリティソリューション専業ベンダーとしてビジネスを加速していく重要なマイルストーン」と述べている。
なお、米国では、Sniffer事業の資産を買収したSilver Lake PartnersとTexas Pacific Groupが新会社「Network General Corporation」を設立。Sniffer製品の開発・販売を行なうほか、現行ユーザーのサポートも引き継ぐと発表されている。
国内では、Network Generalの100%出資による日本法人が7月中旬にも設立され、既存ユーザーのサポートも含めて、NACのSniffer関連事業が全面移管される予定だ。
関連情報
■URL
マカフィー
http://www.mcafee.com/jp/
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( 永沢 茂 )
2004/07/02 14:35
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