NTT西日本は、同社のフレッツ・ADSLユーザー向けに提供しているADSLモデムについて、料金を誤請求していたことを明らかにした。
今回の誤請求は、フレッツユーザーの顧客情報システムのデータベースを整備した際、整備プログラムにミスがあったために発生したもの。ADSLモデムの「レンタル」「お買い上げ」区分が異なって登録されてしまったため、モデムをレンタルしているのにレンタル料金が請求されない、逆にモデムを購入しているのにレンタル料金が請求されるという事態が一部で生じていたという。
誤請求の対象期間は2004年2月1日から5月末までで、大阪府堺市内の一部ユーザーは2003年11月1日から2004年5月まで。モデムを購入していたユーザーへレンタル料を請求した件数は164件で、誤請求金額は約15万円、モデムをレンタルしていたユーザーへレンタル料金を請求しなかった件数は9,449件で、誤請求金額は約1,800万円。
NTT西日本では、本来よりも多く請求していたユーザーに対しては、実際の利用料金との差額に利息を付けて返還する。返還方法は翌月の料金から減額するか、指定口座へ振り込むかをユーザーが選択できる。また、実際よりも少なく料金を請求していたユーザーについては、追加料金を請求しない。
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■URL
ニュースリリース
http://www.ntt-west.co.jp/news/0407/040705.html
( 甲斐祐樹 )
2004/07/05 16:30
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