大日本印刷、バビロン、アルテック エーディーエスの3社は、辞書ソフト「Babylon-Pro」をプラットフォームとしたコンテンツを7月12日から順次発売する。第1弾は、朝日新聞社発行の現代用語事典「知恵蔵2004」を電子化。単体版(2,500円)と、Babylonとセットの「Babylon-Pro5.0 知恵蔵2004」(8,900円)を提供する。なお、Babylon-Proは、Windows XP/2000/Me/NT/98/95に対応する
Babylon-Proは、PCのモニターに表示されている単語をクリックするだけで、ポップアップウインドウにその訳語を表示したり、通貨や度量衡の単位変換などを行なってくれるソフト。OCR方式で文字を認識する方法をとっているため、システムのメニュー表示など含むあらゆるアプリケーション上で利用できる。
Babylon-Pro向けコンテンツを販売すると発表した3社によれば、大日本印刷がコンテンツデータの表示内容や項目の設定と辞書化変換作業を、バビロンとアルテックがBabylon-Proの保守やカスタマイズを担当するという。今後は出版社や新聞社などのコンテンツホルダーに対して積極的に働きかけ、Babylon-Pro用の専門用語集や辞典、辞書などを制作・販売していくとしている。
関連情報
■URL
大日本印刷
http://www.dnp.co.jp/
バビロン
http://www.babylon.com/
アルテック エーディーエス
http://www.altech.co.jp/
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( 鷹木 創 )
2004/07/09 17:20
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