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リコー、動画付きWebプレゼンテーションを自動作成するソフトの新版


 リコーは12日、講演や説明会の映像とPowerPointのスライド資料を組み合わせて、プレゼンテーションのWebコンテンツを自動生成するソフトの新バージョン「MPMeister V1.3」を14日に発売すると発表した。価格は1CPUにつき102万9,000円。Windows XP/2000に対応する。

 MPMeisterでは、PCに接続したDVカメラやUSBカメラでハードディスクに話者の映像を録画するとともにスライドの切り替えタイミングを記録しておくことで、講演の終了後、スライド資料と組み合わせたWebコンテンツを簡単に生成できる。条件にもよるが、60分間のプレゼンテーションの場合、1分程度で生成できるため、プレゼンテーションの終了直後にWebで公開したり、CD-ROMで配布することが可能になるとしている。

 レイアウトや背景はテンプレートから選択でき、目次もスライドをもとに自動生成される。また、マルチメディアデータの内容記述体系の国際標準であるMPEG-7に対応しており、タイトルや発表者名、日時などのデータをコンテンツ生成時に自動的に設定できる。

 新バージョンでは、スライドをめくるタイミングを微調整する機能を追加。動画に後からスライドをめくるタイミングを付ける場合にも役立つという。また、インターフェイスが日本語化されたほか、DVカメラのIEEE 1394接続やRealPlayerの最新バージョンへの対応が図られている。


関連情報

URL
  製品概要
  http://www.ricoh.co.jp/mpmeister/
  関連記事:リコー、動画付きWebプレゼンテーションを低コストで作成する「MPMeister」
  http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0417/ricoh.htm


( 永沢 茂 )
2004/07/12 18:55

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