三井住友海上火災保険は12日、企業を対象としてWebによる「運転適性診断」を無料で提供するサービスを開始した。従業員への教育を想定したサービスで、管理者が受講状況を確認できるサービスも合わせて提供する。三井住友海上との保険取引の有無を問わず、業務に自動車を使用する企業向けに提供する。
同サービスは、運転適性診断サービスの一つである「ベストドライバー診断」をWebで実施するもの。受講者は、「安全運転に欠かせない5つの運転行動」「性格的な傾向」「体調」「心配事」など計68問の質問にYES/NOで答える。この結果をもとに、「危険をおかさない運転」「歩行者への配慮」などの5つの観点からA~Dの4段階評価とともに、運転に際してのアドバイスを表示する。結果は回答後にすぐに表示され、企業に対しては従業員の受講状況をリアルタイムで確認できる管理用画面を提供する。
三井住友海上では、従来のペーパーテストによる運転適性診断に比べて、配布・回収などの手間が大幅に軽減でき、従業員もインターネット環境があればどこからでも受講できるというメリットがあるほか、管理画面により受講状況の把握が可能となるため、実施率の低い事業所に対して注意を促すなど、受講率の向上が実現できるとしている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.ms-ins.com/news/h16/telop_0712.html
( 三柳英樹 )
2004/07/12 19:25
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