米Googleは13日、デジタルカメラ画像管理ソフトを開発している米Picasaを買収したと発表した。買収金額などの詳細は明らかになっていない。
Picasaは2001年10月に設立され、ベンチャー企業インキュベーション会社のIdeaLabの傘下にあった。2004年5月にはGoogleが運営しているブログサービス「Blogger」と提携。Bloggerでデジカメ画像を簡単に公開できるようにしている。今回の買収によってどのような統合計画があるのかについては明らかにされていない。
Picasaのソフトは、PC内のデジカメ画像を自動的に時系列に整理し、赤目処理や拡大加工などの簡単な処理を行ない、アルバム形式で保存・ブラウズしたり、メールで送信できるものだ。
今回の買収についてGoogleのJonathan Rosenberg製品管理担当副社長は、「Picasaはデジカメ画像を簡単に管理して共有できるようにしている。その技術は、世界中の情報を整理し、すべてにどこからでもアクセスでき、使いやすくするというGoogleの現在進行形のミッションを補うものだ」とコメントした。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.google.com/press/pressrel/picasa.html
Picasa
http://www.picasa.com/
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/07/14 11:39
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