迷惑メール対策企業の米Cloudmarkは20日、韓国のウイルス対策ソフト大手のAhnlabと戦略的提携関係に入ったと発表した。
Cloudmarkは、1998年に世界で初めてP2P技術を使って迷惑メール情報を会員同士で共有し、データを抽出するという新技術を開発したことで話題になった企業。現在はこの技術を発展させ、高い確率で迷惑メールを識別できるソフトとサービスを提供している。一方、Ahnlabは世界第9位のウイルス対策企業であり、韓国ではウイルス対策ソフトで65%のシェアを持つ最大手企業だ。
今回の提携で、Ahnlabのウイルス対策ゲートウェイ「Ahnlab Gatescan」とCloudmarkの迷惑メール対策ソリューション「Cloudmark Authority」を統合する予定だ。この新商品は、Ahnlabがゲートウェイソリューションとして日本、中国、米国で販売する考えだ。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.cloudmark.com/company/press/release/2004-07-20.php
関連記事:米Cloudmark、迷惑メール対策のP2Pサービス「SpamNet1.0」を発表
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0424/cloud.htm
関連記事:ファーストサーバ、スパムメール対策ソフト「Authority」をASPで提供
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/03/31/2620.html
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/07/21 11:46
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