三菱電機は、セキュリティコンサルティング業務を手がけるインフォセックおよびセキュリティ監視サービスのラックと協業し、三菱のIDS(不正侵入検知システム)を採用したセキュリティ監視サービスを8月中旬より開始する。価格については個別見積もりとなるが、現行サービスは350万円~で提供しているが、現行の半値弱、150万円台程度でアプライアンスサービスとして提供できるよう調整中だという。
3社の協業は具体的には、三菱電機がIDSの開発・製造・保守サービスおよび販売を担当。インフォセックはセキュリティコンサルティングおよびIDS、セキュリティ監視サービスを販売し、ラックは自社で構築したJSOC(japan Security Operation Center)により、セキュリティ監視サービスの運用を担当し、ノンストップ24時間体制で監視・分析を行なう。
三菱電機によれば、ラックの運営するJSOCによるセキュリティ監視サービスで国産のIDSがサポート可能なIDSとして採用されたのは初めてだという。三菱電機はIDSの製造・販売から、他企業と連携した監視サービスへ展開しIDS事業を強化。IDS関連事業として2006年に20億円の売上を目指す。
■URL
三菱電機
http://www.mitsubishielectric.co.jp/
ラック
http://www.lac.co.jp/
( 工藤ひろえ )
2004/07/22 16:36
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