主婦向けマーケティング支援会社ハー・ストーリィは26日、インターネットに関するアンケート結果を発表した。調査対象は、女性100%で有効回答数は2,025件。既婚率は79%。年代は30代が最も多く52%で、40代23%、20代17%と続いている。
調査によると、自宅のPCの台数は1台が最も多く51.1%、2台が32.6%、3台以上が16.3%だった。このことから、48.9%の家庭が2台以上のPCを持っていることがわかる。インターネットの接続環境は、ADSLが66.8%となり、2位のCATVの14.4%、FTTHの10.4%を大きく上回った。なお、ダイヤルアップ接続は1.7%、ISDNは4.8%だった。ハー・ストーリィによると、2年前に同社が行なった同様の調査と比較してADSL利用率が10倍以上に増加している点が特徴だという。
インターネットの自宅での使用時間は、「週25時間以上」が27.3%で最も多く、続いて「週5時間以上10時間未満」が16.9%、「週10時間以上15時間未満」が16.2%、「週1時間以上5時間未満」が15.2%だった。また、利用する時間帯は「午後7時から12時」が47.1%で最も多く、「午前12時から午後4時」の昼間が20.8%、「午前8時から12時」の午前中が17.7%となった。これを既婚・未婚で分別すると、既婚者は“日中”が多く、未婚者は“夜間”が多いという結果となった。
自宅でのインターネット利用目的では、「メール」が89.7%、「情報検索」が86.6%、「懸賞応募、アンケート回答」が79.9%、「ホームページ閲覧」が74.6%で7割を上回った。また、「ネットショッピング」の60.6%や「インターネットオークション」の46.2%など“買い物”に関する割合も増えており、ハー・ストーリィではブロードバンドの普及によるものだと分析している。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.herstory.co.jp/jisya/200406/20040623pc_surroundings.html
( 大津 心 )
2004/07/26 15:03
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