ネットレイティングスが26日に発表した2004年6月のインターネット利用動向調査の結果、ドラマ「冬のソナタ」の主演で人気を呼んでいるぺ・ヨンジュン氏の日本語公式サイトへの訪問者が約30万人に達したことがわかった。訪問者の8割は女性で、30~40代の利用が多かった。1人あたりのページビューが多く、利用時間が長いことも特徴となっている。
同調査は、6月1日から30日にかけての家庭のPCからのアクセスを調べたNielsen//NetRatingsのデータに基づいたもの。これによると、「ぺ・ヨンジュン公式サイト」の月間ユニークビジター数は29万5,000人で、ページビューは6,377万PVと推計されている。訪問者の82%が女性で、年齢別に見ると30代が35%、40代が31%、50代以上が21%を占めていた。1人あたりの利用ページ数は216PV、1人あたりの利用時間は1時間49分に達しており、これは、日本有数の個人サイトであるサッカーの中田英寿氏の公式サイトと比べて10倍以上にあたるという。「Webにおいても熱心な中高年女性に支えられていることを裏付けている」としている。
ネットレイティングスによれば、このほかにも韓国系Webサイトの人気が急上昇しているという。ポータルサイト「NAVER」の日本語サイトへの訪問者数が2003年6月の117万9,000人から2004年6月には188万3,000人へ約60%増加したほか、オンラインゲームサイト「ハンゲーム」が31万人から97万7,000人へ、ニュースサイト「朝鮮日報」が30万6,000人から89万4,000人へそれぞれ3倍前後の増加を示している。
また、映画やドラマ、俳優に関連したエンターテイメントコンテンツなどを提供する「K-PLAZA.com」は特にここ1年で訪問者数が急増し、2004年6月には33万7,000人が訪問した。ネットレイティングスでは、韓国情報サイトへのアクセス数増加にはキーワード検索が貢献していると見ており、検索サイトで「ぺ・ヨンジュン」と入力すると、公式サイトやK-PLAZA.comが上位に示されるため、訪問者が増えたとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://csp.netratings.co.jp/nnr/PDF/Newsrelease07262004_J.pdf
( 永沢 茂 )
2004/07/26 15:38
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