ミラクル・リナックスと日本ネットワーク・アプライアンスは28日、Linuxをベースとした大規模ファイルサーバー構築で協業し、動作検証を実施したと発表した。
今回、両社が検証したのは、ミラクス・リナックスが6月30日に販売を開始したOS製品「MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside」と、日本ネットワーク・アプライアンスの大規模ストレージシステム「NetApp Filer」の組み合わせ。
NetApp FilerのiSCSIでの接続や、4TBを超えるディスクを単一のマウントポイントとして利用する動作の検証のほか、Samba3.0国際版とOpenLDAPによるWindowsサーバーの代替ソリューションとしての動作を検証。これにより、日本語環境におけるLinuxをベースとしたテラバイト単位の大規模なファイルサーバーの構築が可能になることが確認されたとしている。
両社は2003年9月に大規模Linuxシステムにおける提携を発表し、NetAppストレージのユーザー向け技術支援およびマーケティング活動を共同で実施している。両社は、今後もOSやストレージを含む、IT基盤の構築に貢献していきたいとしている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.miraclelinux.com/pressroom/details/2004/0728_1.html
( 三柳英樹 )
2004/07/28 18:45
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