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Windows版のAOLメッセンジャーに“深刻な”脆弱性が発見される


 デンマークのセキュリティベンダーSecuniaは10日、インスタントメッセンジャー「AOL Instant Messenger(以下、AOLメッセンジャー)」にバッファオーバーフローの脆弱性が存在すると警告した。深刻度は最大の「Highly Critical」だ。

 この脆弱性は、「aim:」URIハンドラーが原因となり、AOLメッセンジャーにバッファオーバーフローが発生する可能性があるというもの。実際には、1024byte程度の長い不在メッセージが引き金になるとしている。

 攻撃者がこの脆弱性を悪用すると、リモートから任意のコードを実行できる。Secuniaは、「AOL Instant Messenger version 5.5.3595」でこの現象を再現しており、そのほかのバージョンでも影響を受ける可能性があると指摘した。

 Secuniaでは、この脆弱性の回避策として、AOLメッセンジャーの最新ベータバージョンにアップデートするか、レジストリーキーを削除する方法を紹介している。


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URL
  ニュースリリース(英文)
  http://secunia.com/advisories/12198/


( 大津 心 )
2004/08/10 17:36

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