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Jストリームの第1四半期決算は赤字~通期での黒字目指す


Jストリームの白石清代表取締役社長。11日に開かれた決算説明会で
 Jストリームは10日、2004年度第1四半期の決算を発表した。売上高は4億3,700万円で、前年同期比36.6%の増加となった。さらに販管費率を大きく改善したことで営業赤字も2,500万円に止まり、前年同期の5,400万円から改善した。

 サービス部門別の売上高は、「オンデマンド放送部門」がもっとも多く1億9,900万円(構成比45.7%)、次が「制作部門」の8,700万円(20.0%)で、「ライブ放送部門」は2,900万円(6.8%)だった。ライブ部門は、エンターテイメントコンテンツにスポンサーがつかなくなっている中で減少傾向にあったが、1月末に提供を開始した低料金の「ブロードバンドライブ・デイユースプラン」がIRなどのビジネス分野で利用されたことで下げ止まったとしている。その他のサービスでも1億2,000万円の売上があったが、携帯電話向け動画配信などのモバイルサービスの増加が顕著だった。

 取引案件数は1,558件に達し、毎月の案件が500件を超えた。前年同期の1,159件、前期の1,418件に比べても順調に増加している。なお、サービスの利用シーンとしては、「販促・セミナー」と「番組・放送」の2分野で半数以上を占めているという。

 Jストリームの白石清代表取締役社長は今期の業績について、「純利益がマイナスではあるが、我々の計画の中では順調。第1四半期の赤字額としては非常に少なく済んだのではないか。もちろん、当期も昨年と同様に、利益を出すということが最重要課題であることは十分承知しているが、第1四半期の赤字額は、それに向けて十分目標を達成できる数字だった」とコメント。2004年度通期で売上20億円、当期純利益4,000万円との業績見込みに変更はないとしている。


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URL
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.stream.co.jp/company/investor/ir_pdf/gyoseki_2005_03_1q.pdf

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( 永沢 茂 )
2004/08/11 19:19

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