IDC Japanは18日、国内におけるLANスイッチの市場動向とベンダーシェアに関する調査結果を発表した。調査では、2003年の国内LANスイッチ市場の規模は、ポート総数が2,333万8,000ポート(前年比4.4%増)、売上金額が1,665億5,500万円(前年比2.8%減)と推計している。
調査によれば、2003年の国内LANスイッチ市場の傾向として、市場全体に占めるレイヤー3スイッチの割合が、2002年の57%から2003年には78%と大きく増加している点を挙げている。また、ボックス製品の割合や、ギガビットイーサネット製品の割合も増加しているという。
IDC Japanでは、LANスイッチのポート単価の下落は今後とも持続する一方で、ベンダーは企業向けの10ギガビットイーサネット対応製品やQoS対応製品など負荷価値を搭載することにより価格の下落を抑制し、差別化を図る余地があるとしている。
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■URL
IDC Japan
http://www.idcjapan.co.jp/
( 三柳英樹 )
2004/08/19 13:53
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