ノルウェーのOpera Softwareは25日、同社のWebブラウザ「Opera」をKDDIと共同で携帯電話向け開発プラットフォーム「BREW」に移植すると発表した。
BREWは米Qualcomm社が開発したアプリケーション開発プラットフォームで、国内ではKDDIのau端末が採用している。KDDIは日本で2番目の携帯電話事業者であり、第3世代携帯電話では現在NTTドコモを超えて最大の加入者を持っている。
移植についてOpera SoftwareのCEOであるJon S.von Tetzchner氏は「OperaによってKDDIの3G端末は、すべてのWeb標準規格をサポートするブラウザを手に入れることになる」とコメントした。
国内では、KDDIの子会社であるDDIポケットがOperaを搭載した「AirH"PHONE」を発売し、32kbpsによる定額制サービスでほとんどのWebサイトや一部の携帯向けサイトを閲覧できることから人気を博している。
auは、携帯電話としては国内で初めて定額制サービスを開始し、最近では2段階の定額制サービス「ダブル定額」を提供している。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.opera.com/pressreleases/en/2004/08/25/
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/08/26 12:06
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