NTT東日本は、Bフレッツやフレッツ・ADSL、フレッツ・ISDNのユーザーを対象にした公衆無線LANサービスを2004年秋頃より開始すると発表した。具体的な提供開始時期や利用料金については詳細が決まり次第改めて発表される。
NTT東日本では、IEEE 802.11bに準拠した公衆無線LANサービス「Mフレッツ」の提供を2003年より開始。同サービスでは、Mフレッツの無線LANアクセスポイントを利用する「Mフレッツメイト(月額210円)」と、無線LANアクセスポイントを設置するユーザー向けの「Mフレッツホスト(月額735円)」の2サービスが用意されており、サービスエリア拡大はMフレッツホストへの申し込み状況に準じていた。
これに対し、新たに発表された公衆無線LANサービスでは、NTT東日本が自ら公衆無線LAN網を構築するもので、サービス開始に向けて鉄道の駅やホテル、喫茶店、公共施設などに無線LANアクセスポイントを順次設置していくという。なお、新サービスが開始された以降も、Mフレッツサービスは継続して提供される。
サービス開始時のエリアは東京23区と横浜市で、同社ではそれ以外の地域についてもサービス展開を検討するとしている。また、利用料金をはじめ、対応する無線LAN規格などについては詳細が決まり次第、後日発表するという。
なお、Mフレッツのユーザー数は、7月末現在でMフレッツメイトが1,700ユーザーで、Mフレッツホスト設置場所が170カ所。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.ntt-east.co.jp/release/0408/040827c.html
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( 村松健至 )
2004/08/27 17:49
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